網野寿子さん(オモ・日本画クラス・近藤講師)

 『 正倉院宝物 緑地彩絵箱 写し 』

網野寿子03

 ひとことコメント

去年日本国宝展でこの箱を見、自分で手に取って見たい!と思ったのがきっかけで写しを作りました。

奈良時代、8世紀の作品です。

まだ、日本独自の文化が生まれる前のペルシャやインドや中国の香がするエキゾチックなところが好きです。

特に箱の稜角に押した金箔に書いた玳瑁文、蓋の内側の蘇芳色、裏面の丹土の色に天平文化の力強さを感じました。

次回作は・・・

揉み紙を作りたいです。

icon11近藤先生のコメント

若草色のさわやかさは、現代的であって、また格調の高さがあります。

原作に使われている色料を考察しながら、彩色を進めておられました。

時代を経て、生まれ変わる、あるいは、息を吹き返すような、

その特別な感覚が、すてきだなと思いました。